おせち以外の正月料理
おせち料理以外の正月料理といえば、まずは何と言っても「お雑煮」ですよね。
お雑煮はどこのお家でもよく食べられていますが、
地域や家庭によって味付けや具にかなり違いがあります。
ベースとなる汁は、大きくわけると、すまし汁仕立てと味噌仕立てがあり、
ほかにも小豆汁仕立てや納豆仕立てなどの地域もあります。
中でもすまし汁のところが多く、
7割近くの家庭がすまし汁のお雑煮を食べているようです。
関西は白味噌仕立てが多いと言われていますが、私の実家(大阪)はすまし汁です。笑
お雑煮に入れる具材はバラエティ豊かで、
代表的な具材としては、餅、豆腐類、いも類、鶏を使う地域が多いようですが、ブリや鮭を使ったり、
つくね団子を入れるところもあります。
あとは彩りとしてほうれん草や小松菜、人参、かまぼこ、三つ葉など。
その他、大根やネギ、山菜やキノコを入れたり、
地域によっては海苔や貝類を使ったりなど、ほんとうに様々なようです。
メインのお餅もいろいろで、四角い餅or丸い餅、焼くor煮るなどの違いがあります。
また、あんこ餅をを使う地域もあれば、餅を一切使わないところもあるんですよ。
つぎに1月7日に食べる「七草がゆ」がありますが、
これは正月に食べたごちそうで疲れた胃を休める意味があるようです。
私はあまり美味しいとは思いませんが、
日本の伝統的な習慣ですし、体のためと思って食べますね。
七草には一般的に、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ(おおばこ)、
すずな(かぶ)、すずしろ(大根)が使われますが、七草が揃わない場合は、
春菊や小松菜、ホウレン草などの青菜で代用してもよいそうです。
塩で味付けしたり、すこし出汁を入れるとおいしくいただけますね。
あと、「年越しそば」は正月ではなく、大晦日に食べるものですが(^^;
細く長いことから、「細く長く達者に暮らせることを願う」
「運気が長く続くように願う」といった縁起をかついでいるそうです。
これは、年を越す前に食べきらなければいけないんですって。
関西ではそばではなく、うどんを食べて「太く長く」を願うところもあるらしく、
関西っぽい考え方だな〜と思いました。笑